「本物の職人」が「本当の仕事」をお見せ致します!
2012/06/21
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2月中旬に長柄に配布致しましたチラシでお電話頂きました。
他店と違う視点でアピールしたチラシ内容に、「そちらのお店はどういうお店なの?」という方で、
一番の着目点は、「徹底補修」の事でした。
「畳屋は凸凹を直すのは大前提で、他店のそこを否定するのはどういうものか?」
「それじゃあ、ご自宅の畳を良くご覧ください」
「凸凹無いですか?」
「凸凹はありますよ。でも、もう30年近く経っており、当たり前の事ではないか」
「当たり前ではありません。まさにそこです。当店はそのようなぬるい仕事はしません。」
「畳の寿命は30年と言われており、もう寿命では?」
「コンディションは様々ですが、ヘタレ職人の30年寿命説を鵜呑みにしてはダメです!」
「工事の度に凸凹直してもらってきたんだが。」
「新しくて肉厚な表を張っちゃったらね凸凹は目立たなくなるもんなんですよ。」
「何回かの工事の度に凸凹修理してきたら、30年経ったらフラットになるはずですよ!」
「手を抜かれ続けた30年ですよ。」
「う~ん、丁寧な畳屋っておフレだったんだがなぁ・・・」
「現状を見せて頂けますか?」
「あ、今すぐの工事じゃないからそれはいい。」
と言って切られました。。。
チラッと同業の探りかな?とも思ったが。
畳屋の言う「丁寧」がどんな仕事をするのか。。。
全く分からんものと思います。
非常に抽象的で、使い勝手の良い言葉です。
凸凹の徹底補修は、2回の工事で続けてやれば、ほぼフラットになります。
その後の凸凹発生は、畳の本来のモノではなく、使っていくうちのダメージですが、勿論これもその都度直すべきです。
そして、グダグダになるまで使いきれるものなんです。
ヘタレ職人の説く「畳30年寿命説」は信じないでください!
丁寧という言葉も、鵜呑みにしないでください!!