いぐさ工房 | 日記 | 畳業界の現状は・・・

畳というか、和室が嫌われているので、先細りの業界です(T_T)
「嫌ってないよ～!?」と言う声が聞こえて来そうですが、現実に新築する場合、坪単価の跳ね上がる「和室」は、「う～ん・・・」となり、20畳くらいのリビングダイニングの一角に「なんちゃって和室コーナー」を作る、となってませんか?
だって、気合いを入れた和室なんてダサいでしょ?
ハウスメーカーはオプション扱い。
個人の都合だから、業界がアピールしたって流れは変わらない。。。
だから、現存の畳をターゲットに、皆で取り合い(+_+)
そこへ来て工事のスパンが非常に永くなっているから、仕事が生まれない・・・。
そして、機械の発達で、「合理的」に「いい加減な仕事」をしても「早く」て「安ければ」アピール出来る。
「老舗」の看板なんてあれば、なおさら。
消費者の目なんて鈍ってるから、看板があればどんな仕事されたって、ニコニコして金払う。

つまり、悲しい事にほぼ全ての畳屋が、機械化で合理的に畳を処理している為、「匠の職人」なんていないっつーことです(T_T)

話が逸れましたが、ご自分の家では和室を作らない。
だが、日本人のDNAがほんのちょっと求めてしまう為、旅館やホテルで和室に触れるたがる。
和室や和洋室が人気らしい。

施主がこだわらないから、職人がだらける。。。

頼む!   職人を育ててくれ!!